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認定看護師紹介

​糖尿病看護

​前田 るみ

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1、認定看護師を目指たきっかけ

看護師人生を振り返る歳になって、経験だけを積み重ね何もわかってないのではないか、本当にやりたかった看護は何だったのかと考えた時、かつて外来や患者会活動の中で関わった患者さん達が病気を持ちながらもその人らしく人生を歩んでいたことが頭に浮かび、もう一度関わりたいという思いが強くなりました。そのためにはより専門的な知識と技術を高めなければと、認定看護師資格取得を決意しました。

2、活動内容

​・外来や病棟での患者支援(様々な患者面談、自己注射や透析予防指導、治療中断への支援など)

・多職種で行うチーム活動(糖尿病グループ活動)

・糖尿病看護の実践を通してスタッフへの教育や相談活動

​・医療生協組合員さんや地域住民の方への保健予防活動

3、やりがいについて

看護チームはもちろん様々な職種と連携し、日々試行錯誤しながら看護師ならではの支援や調整ができることがやりがいです。患者さんの思いや語りを聴くことで患者さんそれぞれの人生が浮かび上がり、患者さんと一緒にどうしていくか考えられること、患者さん自らが変化する力をそばで見守れることにやりがいを感じます。経験や年齢、職種にとらわれず互いに謙虚に学び合える職場で働けること、医療生協の保健予防活動の場があること、病院内外や認定看護師のネットワークなど様々なつながりのなかで情報を得て学び、活動に還元できることもやりがいにつながっています。​​

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​摂食・嚥下障害看護

​永井 浩美

1、認定看護師を目指したきっかけ

​病棟配属7年目の時に担当した患者さまが、入退院を繰り返す中で嚥下障害が進み医師より胃瘻を勧められました。胃瘻の説明時にご家族から疾患や嚥下障害について質問された際、自信をもって返答できず勉強の必要性を感じました。また胃瘻と経口摂取を併用する予定の患者さまが、腸閉塞を発症し絶食期間が長期となり経口摂取が不可となったことで笑顔も消えてしまいました。これらの経験から「口から食べる」ということは栄養摂取だけでなく、楽しみや患者さま・ご家族の生活そのものであると考え、「食べること」を大切にしたいと強く思い、「摂食嚥下障害看護認定看護師」を目指しました。

2、活動内容

・言語聴覚士と協力して、水分や食事形態の評価や口腔ケアの方法の検討

・嚥下造影検査の介助や評価と、摂食条件(食事の形態や食事方法、食事姿勢を決める)の提示

・病院内外で勉強会の講師

・「食べるでつながるプロジェクト」への参加

​ *食べるでつながるプロジェクトとは、当法人で「食べること」に対して歯科・介護と連携し勉強会などを行う活動

3、やりがいについて​

​入院当初、経鼻経管栄養だった患者さまが、訓練を通して笑顔で食事する姿を見ることができた時や、経管栄養の患者さまが訓練開始時の一口目を食べた時に見せる笑顔はとても感動します。終末期を迎える患者さま・ご家族と一緒に、好物を味わっていただく援助を通して、家族のつながりや悲しみを共有できるとき、それぞれの想いに触れ「食」の大切さを実感します。活動を通して、患者さま・ご家族の想いにより添う事ができたと実感できることがやりがいにつながっています。

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